ＥＤ(勃起不全)の患者さんが確実に増えています。
あんまり言いませんが町医者をしていても、そう感じます。

３０～５０歳代の男性が奥さんや彼女に連れられて
下を向いて診察室に入ってくることが時々あります。

テストステロンの値を測定すると正常の人と低い人がいます。

もし夫婦の男性ホルモン（テストステロン値）を測定すれば、
女性の男性ホルモン値が男性より高いのでは？と思う時も。

「草食系男子、肉食系女子」という時代ですが、言い得て妙。
テストステロンから見て、当たっていると思います。

診察室から見ても本当にそのような時代が来たなと感じます。
道理で少子化が止まらないはずです。

我が国のＥＤ患者数は、なんと千百万人もいるそうです。
凄い数字ですね。

ＥＤと聞けば「なんだ、インポテンツか」と思われる人が多いかも。
しかし、ＥＤとインポテンツは似て非なるものです。

インポテンツとは、事故や病気で勃起機能が完全に喪失した状態。
一方、ＥＤは、勃起補助薬の服用で機能が回復します。

「勃起不能」と「勃起不全（ＥＤ）」の違いを知っておいてください。
当院でもバイアグラなどの勃起補助薬を処方しますが自費診療です。

バイアグラはそもそも心臓の血管を改善する目的で開発されたが、
陰茎の血流も改善して勃起するので勃起補助薬として利用されます。

他のＥＤ補助薬として、レビトラ、シアリスというお薬があります。
ネット販売などでは、ニセモノもありますので、
多少面倒くさくても必ず医療機関で処方してもらってください。