《1519》 今を生きる [未分類]

今週は日本の将来を決める上で重要な1週間でした。
集団的自衛権を巡る国会議論を、注目していました。
与党と野党の党首クラスが激しく議論していました。

私自身も毎日、この問題について考えています。
私が考えても仕方がないのですが、それでも考えます。
自分の父親が自衛隊員だったことも関係あるのかも。

そういえば今日6月15日は、父の日ですよね。
何も親孝行できないまま、父は旅立ちました。
しかし母親にも、何も親孝行できていません。

日々の診療の中で、漠然とした不安を感じています。
平和に関する不安。
当たり前のような毎日がいつまで続くのだろうかと。

医療も介護も、延命死も平穏死も、すべて平和が土台。
平和がなければ、命も生活も危うくなる。
今がその分水嶺でなければいいな、なんて願っています。

争いごとには、巻き込まれないことが一番だと思います。
それでも知らず知らずのうちに巻き込まれるのが人間の性。
だから重々、政治家の議論の行く方を見守る必要があると。

とりあえず今日は、サッカー一色です。
在宅患者さんもサッカーや野球は必ず見ています。
命の終わりが近くても見るのが、スポーツです。

梅雨の合間の休日、みなさま、存分に楽しんでください。
私は東北の地で、講演した後、情報交換させて頂きます。
「医療と介護の連携」というテーマは壮大なテーマです。

いろんな土地で生の声を聞いているので耳年増になります。
ここにはとても書けないような生情報が、集まってきます。
どんな都市に行っても地域包括ケアについて悩んでいます。

食べることと移動することを大切にして、今を楽しむこと。
たとえ先が見えていても、笑って、今を生きて欲しい。
幼稚で当たり前のことしか話せませんが、講演しています。