《1563》 至福の1時間 [未分類]

久々に、夜のテレビニュースをじっくり観ました。
毎日、狭い細かい世界に生きていますが、日本や
世界では毎日、本当に沢山の事件が起きています。

殺人事件や覚せい剤のニュースでは、どっと疲れが出ました。
しかしフットサルのプロ選手が肺がんになり抗がん剤治療
を受けてがんと闘いながら試合をするシーンには感動した。

高校野球の地区の決勝戦で、8対0で負けていたのに
9回裏に一挙に9点を取り逆転した試合にも感動した。
スポーツの世界でも、漫画を超えることが起きるんだ。

次に、沖縄の基地移設問題は、改めて考えさせられました。
自分が沖縄人でそこに住んでいたらやはり反対するだろう
な、と思いましたが、決して人ごとにしてはいけません。

関西電力の元副社長が、歴代の総理大臣に多額の献金を
していたと告白した報道には、「ああ、やっぱり」でした。
「死ぬ前に本当のことを言っておきたかった」には共感。

イスラエルでは停戦がたった1日で終わり再び戦闘状態に
戻ってしまった、という報道に一番釘づけになりました。
家を失い傷ついた子供の映像が沢山写っていたからです。

原発問題と戦争のニュースに、一番反応していました。
やはり多くの罪なき健康な人の命と直結するからです。
多くの人命を守ることに関心がない医者は少ないはず。

しかし実際は医者ではなく、それはまさに「政治」の仕事です。
医者は政治に直接関わる立場ではありません。しかし、そう言って
無関心ではこれまた困るのでしっかり勉強しなければいけない。

1時間のニュース番組を寝転んで観られるのは、至福の時間。
今日の疲れがファーと飛んで行き深い眠りに落ちそうになる。
しかしそこから、今夜の「残業」が延々と始まるのです。