《1610》 ガラパゴス国家ならではの恩恵 [未分類]

日本という国は、世界のなかでもとっても不思議な国です。
案外、日本人がそれを知らないだけで、いっぱいあります。
いい意味でも悪い意味でも、ガラパゴス化しているのです。

憲法9条。
人生の最終章に、本人の意思より家族の意思が優先する国。
お・も・て・な・し

実は、在宅医療もそうなんです。
台湾でようやく、その芽生えが生まれたばかり。
昨年、朝鮮日報が取材に来ましたが、韓国も同様です。

アメリカもロシアも広すぎて、往診できません。
ヨーロッパにはナーシングホームは多いが、在宅医療は少ない。
映画「愛・アムール」に描かれていたパリの在宅医療は、貧弱でした。

国民皆保険制度や介護保険制度などの社会保障制度の懐の深さに
よるところが大きいということに、多くの国民は意識していません。
まるで水や空気のように当たり前のように医療や介護が存在します。

文句を言う人はいても、感謝する人が少ないのは不思議なこと。
外国に住んだことがある人だけが、理解できる有難さなのでしょう。
欧米の医療は、絶対に日本のようにはいきません。

アジアも同じ。
バングラデシュなど、医療がほとんどない国もあります。
看護師さんもほとんどいないのです。

日本という国は、世界から見るとガラパゴス国家です。
むろん、ガラパゴス国家ならではの恩恵も、沢山あります。
保険証一枚で、どんな病院の、どんな医者にもかかれる国。

さらに、最期まで自分の家で、笑って食べて暮らせる国。
それは在宅医療制度があり、優れた緩和ケア技術があるから。
これらは、世界から見ると、決して当たり前ではありません。

こうした、いい意味でガラパゴス化したシステムも正念場です。
超高齢化の中、無駄遣いが過ぎればシステム自体が破綻します。
そうなれば一番困るのは、国民一人ひとりだと思います。

だからこそ、いいガラパゴスを大切にしたい。
先日も書いたように、医療経済と人間の尊厳は両立するはずです。
もちろん、節度とか良識が前提となります。

PS)
明日から、アメリカのシカゴに出張です。
2年ごとにある死の権利・世界連合の大会に参加するためです。

今日、書いたようなことを言いたいのですが、いかんせん、
英語がまったくダメなので、無理でしょう。

1週間ほどアメリカからの発信になります。
携帯電話はアメリカでも繋がります。

飛行中の転送電話、渡米中のセカンドコールを準備しています。