《1670》 あなたの「尊厳」とは何ですか? [未分類]

先日、大学生など20歳台の若者たちと尊厳死について語りました。
米国のブリタニーさんの安楽死の報道があったばかりでした。
多くのメデイアが、「安楽死」と「尊厳死」を間違えて報道していました。

尊厳死を語る前に、まず「尊厳」という字を書いてもらいました。
書ける人と書けない人がいました。
その意味を聞いたら、みんな答えが違っていました。

そこで質問を変えて、「あなたにとっての尊厳とは何?」と聞いてみた。
実にいろんな答えが返ってきました。
私は食べることが一番多いと予想していましたがそんな答えは皆無。

自由、が一番多かった。
なかには、「幸せ」という答えもありました。
今の「幸せ」がずっと続いて欲しい、という意味だそうです。

ブリタニーさんのお陰で(?)、若者と話す機会が生まれました。
自分の歳の半分以下の若者たちと、「死」について語ったのです。
まさかこんな11月になるとは全く予想していませんでした。

「尊厳死」という言葉の前に、「尊厳」だけでよく分らなくなりました。
ですからそれに「死」をつけたらもっと分らなくなりました。
そのよく分らない言葉をメデイアも我々も、毎日使っています。

今日は、朝から日本尊厳死協会の会議が3つありますが、そのあと、
夕方は京都で開催中の日本肺癌学会で肺がんの尊厳死について講演します。
よく分らない言葉は使わないで、「平穏死」と言い替えて話すつもりです。