《1712》 風邪を診たらインフルと思え!? [未分類]

毎日風邪やインフルの患者さんが来院されます。

しかし一般の患者さんと同じ受付、待合室です。
診察までの間に周囲の人にうつしてしまうかも。

それが怖くて、この時期には来院されない人もいます。
あるいは、寒い外で待っている人もいます。
座れるのに、わざさざ立って待っている人もいます。

誰がインフルの可能性があるのか受け付けで見抜くこと
は意外と難しいことです。
38度以上熱がある人のカルテには印をつけています。

そんな人は優先的に診察室に呼び入れて、簡易検査を
早くやるように心がけています。
しかし先に待っている患者さんからクレームが出ることも。

以前、38度以上の人は自動的に別の待合室に案内していました。
インフルの可能性の高い人を集めていたのです。
そして簡易検査で陰性と出た人は一般の待合室に戻していました。

しかしこの方法も文句が出ました。
「あの隔離室でインフルをうつされた」と。
そんなこんなで、試行錯誤の毎日です。

動線を分ける。

新型インフル騒動の時に、そんな言葉が出てきました。
感染症患者さんと一般の方の動きを分けることは現在もいいこと。
しかしインフル感染者だと分かるまでの時間と空間が問題なのです。

風邪を診たらインフルと思え。

受付の人にそうお願いしても
「私たちは、そんなもの分かりません」と言われました。
ごもっとも。

若い医師には「インフルを10秒で見抜け」と指導しています。
「インフル顔」とか「インフルの目」で診断するんだ、と。
しかしこれも、「ハズレ」があります。

こんな毎日です。

PS)
今日は、今年最後の講演です。
学校の先生がたに呼ばれています。
演題は、「平穏死という親孝行」です。