《1774》 悩ましい高齢者のがんの相談(その1) [未分類]

先日、若い在宅医からこんな質問を受けました。

足腰が弱って在宅医療を受けているご夫婦がいます。
少し認知症もあります。
老老、認認という、よくあるパターンです。

88歳の男性が排尿障害を訴えました。
問診で前立腺肥大が疑われたので、そのお薬を出しました。
ついでにPSAとう前立腺がんの腫瘍マーカーを測りました。

すると350という高値でした。(正常値は5以下)
しかし本人は、要介護2で、大の病院嫌い。
こんな時、どうすればいいの?という相談でした。

実は、これはよくある話。
しかしとても難しい問題です。
いろんな可能性、リスクがあるからです。

1 病院の泌尿器科に紹介する
2 紹介せず、様子をみる

本人と奥さん、そしてご家族と1週間かけて相談しました。
患者さんは、2を希望されますが、
遠くの長男長女は、1を強く希望されています。

がんの検査の段階で、本人と家族の意見が真反対に
分れてしまったのです。
どうすればいのか?という悩みなののです。
(続く)

PS)
昨日のシャネルという犬の本のプロモーションビデオです。
http://youtu.be/J5LYKJDrds4