《1781》 まだまだインフルが残っている [未分類]

少しずつ、春の匂いがするような気がします。
花粉症の薬を求めて来る患者さんが増えてきました。
毎年恒例のクリニックのお花見まで、もう3週間ほどになってきました。

そんな中、インフルの方がまだまだ来られています。
さすがにピークは過ぎましたが、まだ毎日、何人かの
インフルの患者さんが来られます。

本人も、まさかまだインフルがあることを知らずに来られる。
昨日も関節痛だけで発熱が全くないA型インフルがいました。
すでにB型のほうが多いですが、A型も根強く残っています。

5日間会社や学校を休むように伝えると、怒り出す人もいます。
たしかに、早く解熱する特効薬があるので可哀そうに思います。
しかし集団感染防止の観点からは、そう説明するしかありません。

忘れたころに罹るインフルがあることも知っておいて下さい。
旅行や仕事の予定が大きく狂って、泣かないように気をつけて。
混みあう電車内や人込みでは、特に気をつけてください。

当院のスタッフもこの冬、10人くらいがインフルに罹りました。
毎年、新人さんはほとんど罹ります。
一方、役職者はまず罹りません。

勤務歴10年以上で罹った職員はゼロでした。
生まれて以来、一度もインフルに罹ったことが無いというのが
各チームのリーダーであることは、不思議なことです。

というわけで、インフルに罹らなかった人を表彰しようかな
とひそかに考えています。
管理者からみると“無事こそ名馬”なのです。

明日は、待ちに待った「かいご学会イン西宮」です。
昨日から、全国から、つどい場の仲間たちがはや集まっています。
昨日も、宮城県石巻市から当院を表敬訪問してくれた人がいました。

4月から介護保険報酬が変わることは、何度も報道されてきました。
また要支援の人へのサービスも、自治体によって様々なあり様になる。
そんな時に理想の認知症ケアを語りあうことは、意味があるはずです。